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アロマテラピー事典 [影響を受けたものごと]

素人が買うにはとても高価な本だった。
この当時、ネロリの精油とこの本が私の宝物であり、お守りのような役目を果たしてくれていた。
私が購入した初版本は1991年で、その頃と今とでは表紙は全く違う雰囲気となっている。
当時、アロマテラピーは体にしか効果がないものと思っていた自分に、この本は違った広がりがあることを教えてくれた。
この本がきっかけでアロマテラピーにのめり込んでいったと言っていいと思う。
事典というだけあって、精油に関する内容はもちろんのこと、特筆すべきは300近い心身の症状に対して、アロマテラピーの観点からのアプローチが詳細に記述されているということ。
20年に渡り、具合が悪いときもそうでない時もたびたび本書を紐解いては、様々な精油をためしてみたものだった。
私にとっては一生ものの本です。

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