細胞の再生 [心とからだ]
人間の細胞は私たちの見えないところで、死と再生を絶えず繰り返しています。
細胞によって再生のサイクルは違いますが、再生可能なすべての細胞の、再生サイクルの最小公倍数が、約6~7年と言われています。
胃腸の上皮細胞などの早いものでは1~3日、骨細胞では骨全体の3~5%ずつが90日のサイクルで再生されています。ですので、一番遅い骨が全部入れ替わるには約6~7年かかるわけです。
また、脳や筋肉の神経細胞など入れ替わらない細胞もありますので、全てが入れ替わるわけではありませんが、ほぼ7年ごとに私たちの体は違う肉体に生まれ変わっていることになります。
小学校へ入学する7歳頃、14歳頃の思春期、20歳で成人式…。細胞の再生サイクルと成長の節目に合致するのは偶然ではないような気がしてきませんか?