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細胞の再生 [心とからだ]

人間の細胞は私たちの見えないところで、死と再生を絶えず繰り返しています。

細胞によって再生のサイクルは違いますが、再生可能なすべての細胞の、再生サイクルの最小公倍数が、約6~7年と言われています。

胃腸の上皮細胞などの早いものでは1~3日、骨細胞では骨全体の3~5%ずつが90日のサイクルで再生されています。ですので、一番遅い骨が全部入れ替わるには約6~7年かかるわけです。

また、脳や筋肉の神経細胞など入れ替わらない細胞もありますので、全てが入れ替わるわけではありませんが、ほぼ7年ごとに私たちの体は違う肉体に生まれ変わっていることになります。

小学校へ入学する7歳頃、14歳頃の思春期、20歳で成人式…。細胞の再生サイクルと成長の節目に合致するのは偶然ではないような気がしてきませんか?


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基本のジェル [手作りコスメ]

Pb253735.jpg約50mlのジェルを作る場合

材料:精製水またはハーブ水50ml、キサンタンガム0,5g、グリセリン2~3ml、好みの精油2~3滴。

用意するもの:ガラスのボウルかビーカーなど、ガラス棒。

作り方:ボウルまたはビーカーにグリセリンを入れ、キサンタンガムを加え、よく混ぜ合わせる。

精製水を少しずつ加え、全体が透明になり滑らかなジェル状になるまでかき混ぜる。途中、好みの精油を加える。

Pb253738.jpg

保存期間:冷蔵庫で2~3週間程度。 

今回は、若返りを期待して?ローズウッド、ネロリ、オレンジのブレンドで作ってみた。柑橘系を使用しているので、肌への刺激や光毒性(日中は使わない方がよい)を考慮して化粧落としのような使い方で、拭き取るか洗い流すかして様子を見てみる。

使用感としては、拭き取ってもしっとり感はかなり残っていて、もっちりとした感じだけど、自分が敏感肌なのか少しヒリヒリする。


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アロマテラピーの登場から現代まで [アロマテラピー検定問題]

19世紀になると、植物から有効成分だけが分離され、合成できる技術が発達したため薬品が作られるようになった。化学の進歩とともに、精油のかわりに人工的な化学物質が使われるようになり、ハーブ医学は一時衰退していったが、20世紀に再び見直されるようになった。

各国におけるアロマテラピー

フランス:メディカルアロマテラピー主として精油を薬として用いる方法が研究され、精油の内服も医師によって行われている。

ルネ・モーリス・ガットフォセ(1881~1950年):化学者、調香師。
アロマテラピーという言葉を造った人。特にラベンダーの多様性に関心を寄せ、研究中に負った火傷をラベンダー精油によって治療した経験からさらに深い研究をするようになった。

ジャン・バルネ(1920~95年):医師、軍医。
精油の持つ殺菌、消炎などの薬理作用の研究をおこなった。第二次世界大戦などに軍医として従軍し、負傷した兵士を精油から作った薬剤で治療することによりアロマテラピーの呪術的なイメージを払拭した。

イタリア:精油の心理的効果についての研究が盛ん。

ジュバンニ・ガティー:医師。
1920年代、精油の心理的作用およびスキンケアに関する研究で大きな業績を上げた。

レナード・カヨラ:医師。
1930年代、ガディー同様の研究を行う。

パオロ・ロベスティ:大学教授、植物誘導体研究所長。
1970年代、柑橘系の精油が精神治療剤として有効であることを発見。うつや神経症に効果があり、世界初の香りの精神科への応用とされている。

イギリス:ホリスティック・アロマテラピー。
ホリスティックとは「全体の」「包括的な」という意味。体の一部に起こったトラブルを部分的にとらえず、全体としてのバランスを考えることを重視した。

マルグリット・モーリー:オーストリアの生化学者。
東洋の伝統的な医学や哲学をもとに、精油を用いた独自のマッサージ法を考え出した。1961年、「ル・キャピトル・ジュネス(最も大切なもの…若さ)」を著し、美容分野で権威のあるシデスコ賞を受賞。

ロバート・ティスランド:アロマテラピー研究家。
イギリスのホリスティックアロマテラピー界のリーダー的存在として活躍中。アロマテラピースクールを設立し、専門家の育成に努めた。また、著書に「The Art Of Aromatherapy(芳香療法の理論と実践)」がある。
日本のアロマテラピー業界発展に大きな影響を与えた。

日本:1980年頃からアロマテラピーに関する翻訳本が出版され始めた。ジャン・バルネとロバート・ティスランドの二大著書が業界の発展に大きな貢献をした。1990年頃から、スクールが出来始め、メディカル・アロマテラピーも注目されはじめ、補助的に医療の現場でも取り入れられている。
1996年、日本アロマテラピー協会が設立され、非営利団体として活動していたが、2005年4月、環境省所轄の法人認可を受け、あらたに(社)日本アロマ環境協会が発足、活動が引き継がれ国際的な団体として活動している。

鳥居鎮夫:東邦大学名誉教授。
香りの心理的効果についての研究、随伴性陰性変動(CNV波)と呼ばれる脳波を用いた研究で有名。


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香り文化の定着 [アロマテラピー検定問題]

アルコールの発見:12世紀頃アルコールが発見される。そのアルコールを利用して作られた有名な抽出液が2つある。

1、ハンガリアンウォーター:ハンガリー王妃の水
14世紀、ハンガリーの王妃エリザベート1世が、手足の関節が痛む病(リウマチ?)に苦しんでいる時に、僧院から献上された痛み止めの水。
別名「若返りの水」と呼ばれ、ローズマリーが主成分。
70歳を過ぎた王妃にポーランドの王子が求婚したという逸話も。

2、ケルンの水:香水の元祖
17世紀イタリアのフェミニスという理髪師が、ドイツの町ケルンでオーアドミラブルを発売し、評判になる。後に「ケルンの水」と呼ばれ香水の元祖といわれている。ケルンの水はフランス語読みで「オーデコロン」と呼ばれ、甥によって1742年に登録商標となった。

貴族における香水:ヨーロッパ王侯貴族の間では香水や香料が流行した。特に、フランスのプロバンス地方グラースの町ではルイ14世が香水産業を奨励したため大流行となった。当時は香りつきの手袋が主流。やがて液体の香水へと移り変わっていった。

16世紀に活躍したイギリスのハーバリスト:
ジョン・ジェラード:植物学者。
ロンドンのホルボーンに薬草園を作った。「本草あるいは一般の植物誌」を著した。

ニコラス・カルペッパー:医師、占星術師。
自然のままの薬草を使うことや、自分の健康は自分で守ることを提唱。著書は「The English Physicians」ハーブと占星術の本。

ジョン・パーキンソン:博物学者。
チャールズ1世に仕え、「広範囲の本草学書」を書いた。

大航海時代の幕開け:十字軍の遠征後、スペインやポルトガルなどの大国が現れ、香料や香辛料を求めて動き出した。特にコショウは防腐作用があり大変貴重なものだった。


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アロマテラピーの歴史・中世編 [アロマテラピー検定問題]

アラビア世界:植物医学はアラビアにおいて技術的に大発展をとげた。
アロマテラピー史上画期的なことは、10~11世紀にかけて精油の蒸留法が確立されたこと。それは、錬金術の技術の中で完成された。さらに、ヨーロッパで僧院医学、ハーブ医学として受け継がれ発展していった。

イブン・シーナ(980~1037年頃):アラビアの医学者で哲学者。
精油の蒸留法を確立した。また、アリストテレス哲学のもと、独自の哲学を作り上げ、医学書「医学典範(カノン)」を著した。ヨーロッパの医科大学の教科書として17世紀に至るまで使われた。アラビア医学に、インドと中国の手法を取り入れた伝承医学の確立に貢献した。「現存するものはすべて必然である」。イブン・シーナはラテン語では「アウィセンナ」、「アウィケンナ」、「アヴィケンナ」と呼ばれた。

十字軍(1095~1291年)の業績:11世紀、イスラム教徒から聖地エルサレムを奪回するために、ローマ教皇が派遣した十字軍により、ハーブや医学の文化交流が生まれた。

僧院医学:中世ヨーロッパの教会や修道院では、薬草中心の僧院医学が実践されていた。その後、都市形成と人口増加のため職業としての医師が必要となり、イタリアのサレルノやモンペリエの町に医師養成所が設立された。
ギリシャ、ローマ、アラビア、ユダヤの4文化が認められたため、さまざまな知識を吸収することが出来、医学が発展した。
10世紀末にはサレルノ医科大学が設立され、「サレルノ養生訓」が書かれた。
1140年、シチリア王によって医師国家免許の始まりといえる制度が開始された。


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アロマテラピーの歴史・古代編 [アロマテラピー検定問題]

旧石器時代:ネアンデルタール人の埋葬地から花の花粉が見つかった。

5000年以上前:メソポタミア地方で植物の薬としての処方が書かれた粘土版が見つかる。

古代エジプト時代(BC3000年頃~):薫香として使われた乳香や汎薬が重要視されていた。日の出と共に太陽神ラーに乳香が焚かれ、正午には汎薬が、日没には「キフィ」と呼ばれる乳香、汎薬を中心に16種類の香りがブレンドされたものが焚かれた。また、防腐作用のある汎薬がミイラを作るために使われた。
古代での植物の利用方法は主に薫香や浸剤という方法。
薫香は植物を燻すときの煙を利用したもので、神にささげる宗教儀式として使われていた。また、病の元となる悪霊を追い払うためのものだった。
浸剤は薬草を油脂や水に漬け、香り成分を浸出させたもの。体に塗る香油など、主に化粧用に使われていた。

古代ギリシャ時代:古代ギリシャ人は、エジプトから多くの医学的知識を受け継ぎ、植物の香りには、眠気を誘い、またあるときには刺激を与え元気付ける効果があることを知っていた。

ヒポクラテス(BC460~BC375):ギリシャの医学者。
迷信や、魔術、呪術を否定し、病気を科学的に観察することで、現代医学の基礎を築いた「医学の祖」と呼ばれた人。著書は薬用植物についての「ヒポクラテス全集」

テオフラストス(BC373~BC287):ギリシャの哲学者で生物学者。
アリストテレスの弟子。「植物学の祖」と呼ばれ、アリストテレスの動物の分類にならい、植物を分類し系統だった研究を行った。著書は「植物誌」。喬木、潅木、草木などに分類し、属、科といったグループ分けをした薬草の貴重な文献。

アレキサンダー大王(BC356~BC323在位):マケドニア王国の王。
東方遠征により、中央アジア、インドまで領土を広げ大帝国を作り上げた。その結果、東西の交流によってハーブや香辛料が取引されるようになった。ギリシャ文明とオリエント文明の交流により、ヘレニズム文化が開花した。高価な乳香を惜しげもなく使う大王を、家庭教師だったアリストテレスが嗜めたという逸話がある。

古代ローマ時代:ローマ皇帝ネロ(37~68年、在位54~68年):火災を防ぐために、浴室を設ける事を禁止した代わりに、公衆浴場を設置した。熱浴室、微温浴室、冷浴室などがあり、社交場としても機能していた。一般大衆も香油を塗る習慣があったようだ。カラカラ浴場は今も遺跡として残っている。

プリニウス(23~79年頃):ローマの博物学者で軍人。
海外領土総督を歴任。また、植物をはじめ大規模な自然誌の研究者「博物学の祖」

ディオスコリデス(生没不詳 50~70年頃活躍):ローマの医師。
皇帝ネロの統治下で軍医をしていた。広く旅をし、実地研究により薬草学を確立した。植物の特徴や、薬効によって分類された、著作「マテリア・メディカ」に収められている植物は600種、薬物全体で1000項目にも及ぶ記述があり、16世紀まで薬の教科書的存在として、ヨーロッパ、アラビア圏で使われた。現存する写本としては「ウィーン写本」がある。

ガレノス(129~199年):ギリシャの医者で哲学者。
ヒポクラテスの医学を基に古代医学をまとめる。動物の解剖を行い、実験生理学の基礎を築いた。また、ミツロウを利用し、植物油と水を乳化させ、コールドクリームの製剤方を発明した。

BC1200年頃:インドで神々の賛歌集「リグベーダ」を源流に「アーユルベーダ」が生まれた。そしてアーユルベーダは、アロマテラピーに大きな影響を与えた。

2~3世紀:中国では現在の中医学、あるいは漢方と呼ばれる医学の基礎となった最古の薬草学書「神農本草経」がまとめられた。

キリストに献上された三つの宝:乳香、汎薬、黄金(新約聖書)。
乳香は当時非常に高価で、通貨的にも使われていた。シバの女王は乳香を交易に使っていたといわれている。


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精油の分類 [アロマテラピー検定問題]

抽出方法別
水蒸気蒸留法:
イランイラン、ジュニパー、ゼラニウム、ティートリー、ペパーミント、ユーカリ、ラベンダー、ローズマリー、カモミールローマン、クラリセージ、サンダルウッド(白檀)、スイートマジョラム、ネロリ、フランキンセンス(オリバナム/乳香)、レモングラス、ローズオットー、の16種類。

圧搾法:オレンジスイート、レモン、グレープフルーツ、ベルガモット、の4種。

つまり、柑橘系で果皮から採るものは圧搾法、それ以外は水蒸気蒸留法。

抽出部位別
葉:ゼラニウム、ティートリー、ペパーミント、ユーカリ、ローズマリー、スイートマージョラム、レモングラス、の7種。

花:イランイラン、カモミールローマン、ネロリ、ローズオットー、の4種。

果皮:オレンジスイート、レモン、グレープフルーツ、ベルガモット、の4種。

葉と花:ラベンダー、クラリセージ、の2種。

果実:ジュニパー

樹脂:フランキンセンス(オリバナム/乳香)

心材:サンダルウッド(白檀)

科名別
シソ科:ペパーミント、ラベンダー、ローズマリー、クラリセージ、スイートマージョラム、の5種。

ミカン科:オレンジスイート、レモン、グレープフルーツ、ネロリ、ベルガモット、の5種。

フトモモ科:ティートリー、ユーカリ、の2種。

バンレイシ科:イランイラン

ヒノキ科:ジュニパー

フウロウソウ科:ゼラニウム

キク科:カモミールローマン

ビャクダン科:サンダルウッド(白檀)

カンラン科:フランキンセンス(オリバナム/乳香)

イネ科:レモングラス

バラ科:ローズオットー


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アロマセラピストとは [アロマセラピストについて]

アロマセラピストとは…

第三者に対しアロマテラピー行為を実践する人。

日本ではアロマテラピーはサービス行為として位置づけられているため、特に定められた資格は必要ない。

主な資格としては、(社)日本アロマ環境協会認定の「アロマテラピーアドバイザー」「アロマテラピーインストラクター」「アロマセラピスト」の3つがある。

アロマテラピー検定1級試験合格し、協会の会員となり、規定の講習を受けると「アロマテラピーアドバイザー」の資格がもらえる。

アロマセラピストは、アドバイザー資格取得後、アロマセラピスト学科試験に合格し、合格後2年以内にボディートリートメント実技試験とカルテ審査を受けることになる。


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ネロリ [精油のプロフィール]

ネロリ(オレンジ花)

ビターオレンジの白い花から得られる。苦味と甘みのある濃厚な香り。アロマテラピーで使われる精油のうち、もっとも忘れられない美しい精油のひとつであると思う。オーデコロンの成分のひとつ。 イタリアでは花嫁の不安を和らげるために、花冠に使われている。

英名:Neroli

学名:Citlus aurantium

科名:ミカン科

産地:イタリア、フランス、モロッコ、チュニジア、ポルトガル、エジプトなど

抽出部位:

抽出方法:水蒸気蒸留法

主要成分:リナロール、酢酸リナリル、リモネン、ネロール、ネロリドール、ゲラニオール

心身への作用:感情に起因する障害を治すこと。不安・緊張、ショックやヒステリーなどの心の状態を安定させ、リラックスさせる効果がある。

身体への作用:平滑筋の痙縮を鎮める鎮痙作用があるので、神経性の消化不良による下痢などに効果がある。

肌への作用:健康な新しい細胞を成長を刺激する特性があるため、若返り効果がある。妊娠線の予防にも効果あり。

個人的な感想:20年ほど前、最初の精油との出会いがこのネロリだった。色々な不安を抱えて悶々としていた頃、この香りを嗅いだことによる感覚は、しばし辛い状況にひと時の幸せをもたらしてくれた。その後も、緊張をともなう場面で、この精油は活躍してくれた。私にとってはお守りのようなもの。


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クラリセージと悪夢 [精油エピソード]

水玉5.jpgクラリセージ精油のプロフィールを読んでいると、悪夢に関する記述がある。パトリシアデービス著「アロマテラピー事典」には下記のようにある。

クラリセージ油を用いる人にはすべて、アルコール飲料をとらないように警告することは大切です。この2つが組み合わさると、極端にひどい悪夢を見ることがあるからです。

さて、昨晩軟膏を作る際にクラリセージを使った。もちろん、食後のウィスキーを飲みながら…。この時はクラリセージと悪夢の関連性は、すっかり忘れていたのだけど、朝起きてびっくり。寝覚めの悪い夢を見た。

夢の内容は…
窓から空を眺めていると、どこからかジャンボジェット機が飛んできて、目の前で急旋回したあと、バランスを失って真っ逆さまに墜落し、大爆発した。その、機体の真っ青なブルーや爆発の炎の赤さなど、極彩色の夢だった。
夢を見ている途中、これは夢だということは意識されていて、さらにクラリセージのことが頭に浮かび、目が覚めるまで夢の一部始終を覚えていた。はたして、本当にアルコールとクラリセージによる悪夢はあるのか??
たまたま偶然だったのかもしれないし、なんとも分からないというのが実際のところだ。
なぜなら、たっぷり軟膏を塗られた旦那は、私より多くのアルコールを摂取しているにもかかわらず、何の夢も見なかったそうなので…。
恐ろしながら、今晩も試してみようかと考えている。


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